痛風の予防についてわかりやすく解説いたします

段階別・痛風の症状

痛風の初期・中期・末期それぞれの段階別に、痛風の症状を解説していきます。どのような症状が出るのかをきちんと把握していただきたいと思います。

痛風の初期症状は?

体に増えた尿酸が結晶化すると、好酸球がこれを異物とみなして攻撃し、炎症が起こります。これが「風が吹いただけでも激しく痛む」という痛風の痛みの原因です。

尿酸は手足の関節に溜まりやすいので、痛みはこの部分に出ますが、もっとも痛みが現れやすいのは足の親指の付根のあたり。軽い痛みを感じたり、熱を持っているとしたら、痛風の可能性があります。また、膝の関節が痛くなったり、立ち上がる際に痛みを感じるようになります。足の指が変形することもあります。

初期症状の特徴としては、その痛みが1〜2週間続いたとしても、治まること。もちろん、これだけで痛風と断言することはできませんが、気になる症状が現れたら血液検査を受け、尿酸値を測るようにしましょう。

中期・末期の症状

初期の段階では1〜2週間すれば治まっていた痛みも、放置しておくことで発作の間隔が短くなり、関節もどんどん悪くなっていきます。痛みが治まることはなくなり、複数の箇所で痛みが生じるようになり、関節炎が慢性化するようになると中期の段階といえます。

その後、末期にまで進行すると「痛風結節」というものが起こります。これは、関節以外の場所に尿酸が蓄積されて尿酸結晶のコブができてしまう状態です。

また、尿路結石や血尿などによって腎不全が起こったり、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞などの深刻な病気が高い確率で起こります。初期の段階で尿酸値のコントロールを行なうことが非常に大事になります。

無症状の痛風予備軍も

「まだ足の指も痛くないから大丈夫!」と思い込むのも早計です。痛みが生じるまでに自覚症状がない「無症候性高尿酸血症」と呼ばれる時期が5〜10年もあると言われているからです。前ページの簡易チェックで複数当てはまる人は痛風の予備軍だといっても過言ではありません。

まずは尿酸値を定期的に測定することが大切です。そして尿酸値が高い状態が続いていたら、痛みが現われる前に生活習慣を改善するようにしましょう。痛風が命に関わる病気だということを常に頭に入れておいてほしいと思います。

 
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今からでも遅くない痛風予防ガイド